セイコーウオッチは2026年7月3日、大谷翔平選手のアンバサダー就任10周年を記念し、世界で一本だけの機械式腕時計「Seiko Star Time」を贈呈したと発表しました。
最大の特徴は、通常の時刻表示とは別に、100万時間(約114年)までの時間を積算して表示できることです。この記事では、公式発表で確認できる仕組みと仕様を整理します。
Seiko Star Timeの確認済みポイント
- 大谷翔平選手のアンバサダー就任10周年を記念して製作
- 開発期間は約3年
- 100万時間まで積算表示できる機械式腕時計
- 5枚の円盤針を採用
- 非売品で、世界に一本だけの特別モデル
5枚の円盤針は何を表示するのか
セイコーの発表によると、5枚の円盤針は内側から順に、24時間、1,000時間、1万時間、10万時間、100万時間までの積算時間を示します。中心の円盤針は現在時刻も表示します。
一般的なクロノグラフは、秒・分・時間といった比較的短い時間を計測するための機構です。一方、Seiko Star Timeが扱うのは、人のキャリアや世代を超えるほど長い時間です。ここが通常の経過時間計測とは大きく異なります。
なぜ100万時間なのか
公式発表では、大谷選手の「これまでどれだけの時間を積み重ね、あとどれくらい続けられるのか」という趣旨の思いに応える形で開発が始まったと説明されています。
100万時間は約114年に相当します。選手個人の競技生活だけでなく、セイコーが長年積み重ねてきた時計製造の歴史まで想起させる時間設定です。ただし、これは公式発表を踏まえた編集部の解釈であり、製品の性能評価を示すものではありません。
公式発表で確認できる仕様
- ケース:ブライトチタン
- ストラップ:シリコン
- ガラス:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
- 防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
- ケース外径:41.8mm(りゅうず含まず)
- 厚さ:17.4mm
- 販売区分:非売品
5層の円盤針を収めるため、専用のケース構造や新しい組立方法が採用されたとされています。公式発表にないムーブメントの詳細、精度、将来の量産予定については確認できていません。
市販される可能性は?
2026年7月3日時点の公式発表では、本作は非売品とされています。価格や一般販売、派生モデルの予定は示されていません。そのため、市販化の可能性を断定することはできません。
まとめ
Seiko Star Timeは、短い時間を測る道具ではなく、積み重ねてきた時間そのものを可視化するために作られた特別な機械式腕時計です。100万時間と5枚の円盤針という発想は、腕時計による時間表現の幅を示す興味深い試みといえます。
