腕時計は外見がきれいでも、内部では潤滑油の劣化や部品の摩耗が進みます。オーバーホールは分解・洗浄・注油・調整・組み立て・検査を行う定期点検です。
※アイキャッチは編集部制作の概念画像で、実製品写真ではありません。
目安は機種とメーカーで変わる
| 種類 | 点検の考え方 | 早めに相談したい症状 |
|---|---|---|
| 機械式 | セイコーは初回を3〜4年程度の目安として案内 | 日差の急変、止まり、巻き上げの違和感 |
| クオーツ | 歯車の油や部品も劣化するため定期点検が必要 | 電池交換後も止まる、遅れ、異常な運針 |
| 高防水時計 | パッキンや防水性能も同時に確認 | ガラス内の曇り、リューズ操作の違和感 |
使用頻度、衝撃、汗や水、保管環境で状態は変わります。年数だけで判断せず、メーカーが示す機種別の推奨周期を優先してください。
放置すると起きやすいこと
- 油切れによる歯車や軸の摩耗
- 緩んだねじや微細なさびによる不調
- 精度低下や持続時間の短縮
- パッキン劣化による防水性能低下
依頼前の確認リスト
| 確認項目 | 理由 |
|---|---|
| 基本料金と追加部品代 | 摩耗部品の交換で総額が変わる |
| 納期 | セイコーの案内例ではクオーツ約3〜4週間、機械式約4〜5週間 |
| 防水検査 | ケース開閉後の性能確認が重要 |
| 修理保証 | 作業後の保証範囲と期間を把握できる |
まとめ
オーバーホールは故障後の修理ではなく、摩耗を抑えて長く使うための予防整備です。購入記録と前回の整備日を残し、症状があれば周期を待たず相談しましょう。

