日付つき腕時計は、好きな時刻にカレンダーを早送りしてよいとは限りません。一般的な機械式・クオーツ式では、内部の日車が動き始める時間帯に手動操作すると、部品へ余計な力が加わる場合があります。
※アイキャッチは編集部制作の概念画像で、実製品写真ではありません。
夜9時〜朝4時ごろのカレンダー操作を避ける
セイコーは、午後9時前後から午前4時前後に日車・曜車が切り替わるため、この時間帯のカレンダー合わせを避けるよう案内しています。機種ごとに禁止時間帯が異なる場合があるため、最終的には取扱説明書を優先してください。
安全な基本手順
- 説明書で操作禁止時間帯を確認する
- 針をいったん安全な昼間の時刻(例:6時付近)へ進める
- 日付を前日に合わせる
- 針を正方向へ進め、日付が変わる瞬間を午前0時として判別する
- 午前・午後を間違えず現在時刻へ合わせる
逆回転の可否や早送り方法は機種で違います。ここで示した流れも一般例なので、ねじ込み式りゅうず、年次・永久カレンダー、電波・GPS時計は専用手順を確認してください。
小の月は月末に修正
| 月 | 日数 | 一般的な対応 |
|---|---|---|
| 1・3・5・7・8・10・12月 | 31日 | 通常は修正不要 |
| 4・6・9・11月 | 30日 | 月末または翌月初に修正 |
| 2月 | 28日または29日 | 月末または翌月初に修正 |
フルオートカレンダー、パーペチュアルカレンダー、電波修正時計などは自動補正するモデルがあります。購入時はカレンダー方式と操作頻度も比較すると扱いやすさが分かります。
日中に日付が変わるとき
午前・午後が12時間ずれている可能性があります。針を進めて日付が切り替わる位置を午前0時として合わせ直します。それでも切り替わらない、途中で止まる、表示がずれる場合は無理に操作せず修理窓口へ相談してください。
まとめ
カレンダー操作は夜9時〜朝4時前後を避け、午前・午後を判別してから合わせるのが基本です。禁止時間帯や操作方向はモデル差があるため、裏ぶたのキャリバー番号から公式説明書を確認しましょう。

